牛乳の賞味期限切れ1週間は大丈夫なの?開封前と開封後の違いや確認ポイントは?

みなさん!こんにちは♬

はる
牛乳の賞味期限ってすごく気になますよね。
みわ
2~3日過ぎても気にせず飲んじゃってるけど大丈夫なのかな?

牛乳は賞味期限の短い飲み物として有名ですが、保存方法や牛乳の種類によって長く持つ場合もあります。

しかし保存状態が正しくないと体に悪影響を与えてしまうため、傷んだ牛乳の見分け方も紹介していきます。

料理をする人には、海外の牛乳やその特徴についても紹介していくので、この機会に世界中の牛乳事情に理解を深めてみませんか?

なお牛乳に隠された仕組みについても解説しているため、理科の教科書感覚で読んでみても面白いですよ!

それでは、最後までゆっくりとご覧くださいね。

記事の内容

牛乳の賞味期限切れ1週間は大丈夫なの?

牛乳の開封前と開封後の賞味期限の違いは?

牛乳の飲めるかどうかの確認ポイント!

 

記事の信頼性

牛乳の賞味期限切れ1週間は飲んでも大丈夫なのか、賞味期限が切れた牛乳が飲めるかの確認ポイントなども調べてみました。

私は専門家ではないので、実は記事を書くのにめちゃくちゃ調べたんですよ。

あと、知り合いが牛乳を作っている工場に勤めているのもあって、いろいろと教えてもらってこの記事を書きました。

これまで、知らなかった牛乳の賞味期限のあれこれが、この記事を読んで知ってもらえればうれしいです。

 

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牛乳の賞味期限切れ1週間は大丈夫なの?

牛乳は生産工程で殺菌処理をしていますが、その効果も永続ではありません。

賞味期限が切れから1週間も経過していると、再度菌類が繁殖しているため、飲まない方が賢明です。

また、牛乳には芽胞菌と呼ばれる熱耐性のある菌類が存在します。

そのため加熱処理しても一定量の菌類が残留していることも多く、時間経過でさらに繁殖してしまいます。

株式会社明治の調査報告書によると、マイナス1度で保存しても、エルシニア・エンテロコリチカが繁殖することが分かっています。

エルシニア・エンテロコリチカは、夏よりも冬に繁殖することの多い菌類で、感染すると盲腸と同じ傷みを感じるため、医師の診察でも誤診することがあります。

特に生乳をうたっている乳製品から感染することの多い菌類なので、賞味期限が切れた牛乳は注意してください。

 

賞味期限と消費期限の違いは?

農林水産省では、傷みやすい物に消費期限、パッケージを開けてもしばらくの間美味しく食べられる物に賞味期限と表記することが正式回答として記載されています。

しかしどの食品に表記しているのかは代表例があるだけで、記載されていません。

そこで各牛乳メーカーで賞味期限と消費期限どちらが記載されているのかを調べました。

まずコンビニでも売られている明治のおいしい牛乳ですが、賞味期限と表記しており、1日でも過ぎたら飲めなくなる期限ではないようです。

ただし保存状態によって賞味期限は短くなることもあるため、購入後開封したら2日以内に飲むように注意されています。

それ以上になると異臭がしたり、ブツブツができることもあるようです。

一方森永乳業でも、賞味期限表記を使っていましたが、ロングライフ牛乳に限り冷蔵庫に入れなくてもある程度日持ちするようです。

通常の牛乳とは違い、パッケージにアルミ箔を使って光と空気の影響を防いでいるためで、未開封のままならば賞味期限が切れても飲める可能性が高いです。

 

牛乳の賞味期限切れは加熱すれば飲めるの?

牛乳に含まれている栄養素は、ビタミンCを除いて加熱しても無くなってしまう栄養素はありません。

ただし賞味期限が切れた牛乳には、腐生菌という栄養素を吸収する菌類が繁殖します。

きのこにも含まれている菌類ですが、牛乳に繁殖する菌類は食中毒の元凶になるセレウス菌です。

耐熱性があるため、加熱して飲んでも高い確率で腹痛や下痢になります。

感染の危険性もあるので、身近な人が誤飲したときはすぐに医師の元で適切な治療を受けてください。

一方、加熱しても牛乳が分離しなければ、飲めることもあります。

傷んでいると杏仁豆腐のような色と形状になるので、見分け方として覚えておきましょう。

しかしセレウス菌以上に厄介なのは、フザリウムです。

マイコトキシンと呼ばれるカビの一部で、海外では過去に数万人の死者を出した記録を持つ殺傷性の高いカビです。

派生種は300種類以上にも上ると言われており、臨床試験では加熱してもそんなに減少しないことが確認されています。

そのためカビが繁殖した牛乳は、加熱しても絶対に飲まないでください。

 

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牛乳の開封前と開封後の賞味期限の違いは?

牛乳は製造工程やパッケージにもよりますが、開封前ならば2週間近くもつこともあります。

しかし開封後は空気や室温の影響で、2日から3日程で賞味期限を迎える可能性が高く、飲むのはおすすめできません。

そこで各メーカーの牛乳の賞味期限の違いについて紹介していきます。

 

開封前で長く飲める牛乳は?

開封前の賞味期限が最も長い牛乳は、森永乳業のロングライフ牛乳です。

品質保持期限が60日以上にもなる牛乳で、常温保存での賞味期限も最大40日近くまで持ちます。

実はこの牛乳、ヨーロッパでも飲まれている牛乳と同じタイプで、ベルギーでは年間出荷量がトップになるほどの大人気!

この牛乳はLL牛乳と呼ばれていますが、日本では九州を除いて出荷量があまり高くありません。

その理由は、保存の利く食べ物に保存料や添加物を使っているイメージが国内で定着しているためです。

しかし実際のLL牛乳は、パッケージに光や熱を遮断する素材を使っているために賞味期限が伸びるだけで、添加物や保存料は使われていません。

したがって、ヨーロッパで売られている牛乳の多くは、常温で売られています。

例えば皆さんはNestleのコーヒーを飲んでいますか?

このメーカーもヨーロッパのスイスにある乳製品メーカーで、年間売り上げが2500億円以上の年もあると言われています。

今度スーパーに行った時に、Nestleの乳製品が常温で売られていることを確認してみましょう。

勿論開封前ならば賞味期限が非常に長いので、保存にも便利な飲み物です。

 

開封後の賞味期限切れ?

賞味期限の切れた牛乳は、度々社会問題にもなっているので、保存には十分気を付けてください。

例えば不二家が賞味期限切れした食材を使っていた事件はご存知ですか?

大手乳製品メーカーが起こした問題なので、連日メディアでも放映され、大小様々な規模の集団食中毒が発生してしまいました。

そして子供の犠牲者も出た雪印八雲工場脱脂粉乳食中毒事件。

工場が停電し、賞味期限を左右する品質管理のラインまで停止したにも関わらず、そのまま出荷したため、学校給食を食べていた生徒が多数食中毒に感染してしまいました。

この様に牛乳は専門家でも少し判断を謝るだけで賞味期限が切れてしまい、甚大な被害になってしまいます。

したがって、賞味期限が切れた開封後の牛乳は絶対に飲まないでください。

 

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牛乳の飲めるかどうかの確認ポイント!

牛乳は保存温度が1度違うだけで繁殖している菌類が違い、危険性も大きく上下します。

そのためまずは各温度帯で活発化する菌類を紹介しておくので、保存温度と照らし合わせて飲めるかどうか確認してみましょう。

まず1度以下の低温で保存した牛乳は、アエロモナス属菌かリステリア・モノサイトゲネス、エルシニア・エンテロコリチカが繁殖している可能性があります。

この中でもアエロモナス属菌はヒト喰いバクテリアとしても有名ですが、25度以上で保存しなければ影響を最小限にできるようです。

一方35度以上で保存してしまうと、冷温保存時の凡そ4倍近くの繁殖率になるため、食中毒を防ぐためにも飲まないでください。

そして4度以上になるとセレウス菌が繁殖しだし、10度になるとブドウ球菌やボツリヌス菌まで繁殖します。

したがって、4度以上で保存した牛乳には保菌量の違いは有りますが、必ず食中毒の原因となる菌類が繁殖していることを覚えておきましょう。

なお、明治乳業の2019年のデータでは、マイナス1.4度以上で保存した場合の菌類の繁殖記録はないので、賞味期限の短い牛乳は開封後に冷凍保存してしまうのもおすすめです。

 

危ない牛乳の特徴

いつから保存していたのかも分からない牛乳をお持ちの方は、牛乳の色を確認してください。

赤に変色している場合は赤カビが繁殖しているため、飲むことはできません。

赤カビ自体に悪影響はありませんが、赤カビは黒カビの餌なる特徴があります。

黒カビは体内に入ってしまうとアレルギー発症の原因になり、人によっては花粉症のような症状に悩まされます。

プールサイドの端に黒い箇所を見たことはありませんか?

あれが黒カビで、牛乳も傷んでしまうと同じような外観で黒カビが繁殖していきます。

また繁殖するカビによっては青に変色することもあります。

そしてブルーチーズの影響で、青かびの危険性を知らずに摂取してしまいますがこれは誤解です。

外観は似ていますが、青かびには種類が沢山あり、ブルーチーズは食べても問題無い物が使われています。

したがって意図せず牛乳に青い斑点が出たときは、必ず破棄してください。

 

いつもと違う臭いがする

皆さんは零してしまった牛乳を雑巾で拭き、その雑巾から異臭が漂ってきた経験ありませんか?

実はこれ、牛乳にコロイド溶液の粒子が含まれているためで、この粒子は他の分子よりも大きい特徴があります。

そのため臭いを吸着しやすく、牛乳を吸った雑巾が当たりの臭いを吸収していきあのような悪臭を放ちます。

したがって牛乳を保存するときは、できるだけ香りの原因になるような食材や物を置かないことが重要です。

いつもと違う臭いを発している牛乳があった場合、それだけ放置して付近の臭いを吸収しているため、飲むべきではありません。

 

酸味を感じる

牛乳に含まれるタンパク質は、加熱処理すると徐々に酸化していき、飲むと酸味を感じるようになります。

ヨーグルトやチーズに少し酸っぱさを感じるのはこのためで、保存方法や調理方法が違うだけで食用になるか生ごみになってしまうかが大きく変わってきます。

保存状態によって違いはありますが、開封した牛乳の場合1週間から2週間程で酸味を感じるようになります。

さらにカビが繁殖しだすと無味になることもあるようですが、臨床試験をした人は即座に嘔吐してしまったようです。

酸味を少しでも感じたときはそれ以上食べずに破棄した方が良いかもしれませんね。

 

温めたらヨーグルトのようになる

牛乳はラムスデン現象を発生させる代表的な飲み物で、牛乳を温めると薄い膜がはるのがその状態です。

ラムスデン現象とは、たんぱく質を加熱すると固まる現象を指します。

牛乳には脂肪分も含まれているため、熱の影響でタンパク質と一緒になって固まっていきます。

料理をする人はプリンや茶碗蒸しに牛乳を入れて長時間熱したことがあるのでは?

これら食品の固まる現象もラムスデン現象で、賞味期限が切れていなければ熱した牛乳を飲んでも悪影響はありません。

簡単な料理で試してみたい人は、牛乳ラーメンはいかがでしょうか?

中華料理店でも食べられますが、カップラーメンのシーフード味に入れる牛乳はSNSでも話題になっています。

ちょっと足すだけで味がマイルドになる上に、ラムスデン現象による若干の食感も加わるので美味しいですよ!

ただし、牛乳をあたためた後に膜をとりのぞいても、塊があったりドロドロしているのは傷んでいるサインですので、気を付けてくださいね。

 

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まとめ

ここまで記事をご覧いただきありがとうございます。

この記事では牛乳の賞味期限切れ1週間は大丈夫なのかについて紹介してきました。

やっぱり賞味期限が切れたら、早く飲まないと危ないようですね。

牛乳は賞味期限の短さに注目が集まりますが、様々な用途に使える便利な飲み物。

その一方で殺傷性のある菌類を保菌してしまう特徴も持ち合わせているので、保存温度は厳密に管理してください。

特に10度以上で牛乳を保存した場合は、乳製品の販売メーカーでも制御できない程の被害になる可能性があります。

長期間保存するときは冷凍するか、LL牛乳を買いましょう。

それでは最後までご覧いただきありがとうございました。